牛刀は、先がとがっており、刃身が細長い形をしています。大きな肉塊を切るのに適した包丁です。海外ではシェフナイフと呼ばれ「肉・魚・野菜」と何にでも使われます。
刃材に使用しているV金10はステンレス用に開発された鋼で硬度、耐摩耗性、耐食性のバランスが大変優れており包丁の素材としてとても適しています。また、素材の折返しを繰り返すことで生み出される年輪のような波のような模様のダマスカスは近年非常に人気が高くインバウンドのお客様も好まれます。
【お手入れ・メンテナンスについて】
使用後は中性洗剤で洗い、お湯で流してください。刃や柄についた水分をよく拭き取ってください。
ステンレス素材のV金10は切れ味が長く持ちますが、半年に1度程度研いでいただくと切れ味が甦ります。（ステンレス素材は硬く研ぎにくいですが根気よく研いでいただくか研ぎ直しに出してください。）
【研ぎ直し・柄の交換について】
八島農具興業にてメンテナンスを承っています。
料金の目安、お申し込みは八島農具興業のホームページをご覧ください。
【八島農具興行について】
八島農具興行は、明治30年（1897）に初代八島幸吉が創業し、倉吉の鍛冶文化とともに歩んできた老舗の農具メーカーです。かつて全国の脱穀機「千歯扱」の製造を支え、現在は鍬や農機具の製造を続けています。長年にわたり職人たちが技術を磨き、受け継いできた匠の技が、使い手に寄り添う高品質な道具を生み出しています。伝統を守りながら、新たな挑戦を続ける企業です。
